セミリタイアを意識した理由その②
こんばんは。昨日の続きになります。
あらすじを簡単に言いますと、わたくし中年のおっさんが縁もゆかりもなかったセミリタイアをなぜ意識するようになったか。その経緯を説明しております。
昨日は、まあ常に金が無くて職を転々、アパートも転々。引っ越したアパートの下の住民が変で妻と子の身の危険を感じたというと大げさですが。まあ、万が一があったら嫌だなと引っ越しを考えました。というところまでです。
さて、続きです。
まあ、そんな感じで引っ越しを意識し始めたんですが、引っ越したばかりで金が無いんですね。引っ越すという事は前の仕事を辞めて新しい仕事を始めたばかりなんで輪をかけて金がない。
ただ、その変な住民が下に住んでいるアパートは、遠縁のおじさんと呼ばれているお爺さんのアパートの近くだったんです。おじさんのアパートというのはおじさんが住んでいておじさんが所有するアパートですね。
まあ、頼ったわけではないんですが、たまたまそんな状況がおじさんの耳に入りまして。「なら俺の所にくればいいだろっ!」と強い口調で言ってくれたわけです。
もう断定形な言い方で、そう言われると。「お、おう。でも金がないからな」
と遠慮がちな交渉の元。敷金礼金なしの家賃を半額負けてもらうという条件のもと、家族ともどもおじさんのアパートに引っ越しました。
で、おじさんのアパートのおじさんの隣の部屋に引っ越しました。
おじさんは結婚をしておらず、子どもがいないのですが子どもが大好きなので私たち夫婦の子供をかわいがってくれました。
ある時、おじさんが「俺も跡継ぎがいない。俺のアパートをお前に譲ろうと思う」
うすうす感づいているかもしれませんが、おじさんは金持ちです。
アパートやら土地やら株やらを持っておりまして、総額いくらかは知りませんが、グリコから株主優待が送られてきたりしております。
おじさんは食べないので、うちの子どもと私たちで食べているんですけどね。うまい!
まあ、そんなわけで、もちろん財産の全部ではないのですが、一部である今住んでいるアパートを相続することになりました。
公証役場から公証人呼んで、遺言書を作成したりしてね。
色々あって、ほぼほぼおじさんが亡くなるとアパートが転がり込んでくるというちょっと信じられない位なラッキーが訪れました。
正直、自分の人生にこんないい事が起こるはずないので、相続する前に死ぬんじゃないとか頭を過りましたが、まあ順当に行くと土地とアパートが転がり込んできます。
明日に続きます。